DAIWAスピニングリールの中堅機種であるルビアス(^^)/
フラッグシップモデルと似た性能やシステムだけど、3万円以下で買えるって事で、アジングやエギングで愛用されているアングラーは多いのではないのでしょうか?
特に15ルビアスはダイワの新たなドラグシステム『ATD』を採用して、自重が軽くなって容姿のシンプルさが非常にカッコいい!!
総合的に良い感じで仕上がっている為、色んなターゲットでメインに使用しているアングラーがおおいですね~
【過去の記事のリライト】
今回は15ルビアスにボールベアリングを追加してフルベアリングカスタムを行っていきたいと思います(^^)/
15ルビアスをフルベアリングカスタム
今回、カスタムするのは15ルビアス2004!!!
●標準自重:185g
●ギヤー比:4.8
●巻取り長さ(1回転あたり):64
●ベアリング数(ボール/ローラー):8/1
●ハンドル長さ:45mm
●標準巻糸量ナイロン:3lb~140m/4lb~100m
●標準巻糸量PE:0.4~120m/0.6~100m
●最大ドラグ力:2
標準で8個のベアリングが内蔵されてます~
今回はスプール内に1個、スプール受けに1個、ラインローラーに1個、そしてハンドルノブに2個の合計5個のベアリングを追加し、総勢13個のフルベアリングカスタムとなります(^^)/
スプールにベアリングを入れてみる
15ルビアスのスプールはエアスプールを採用!!
特殊軽量ABS素材にメタルコーティングをすることで、軽さと強さを実現してます!
ちなみに・・・この15ルビアスのエアスプールの価格は???
11,500円(^^;)タカイネー
かなりの原価を占めているパーツですね(笑)
スプールの中に上位機種同様にボールベアリングを追加できますのでやってみますよ~
ベアリングカスタム(フィネススプールドラグベアリングチューン)
ドラグワッシャーなどを取り外すと中央に見えてくるのがプラスチック製のカラー
この場所に上位機種だとボールベアリングが内蔵されていますが、この15ルビアスはプラスチック製のカラーとなってます(^^;)
写真中央のリングね(プラ製のカラー)
このリング(カラー)をベアリングに交換しますよ~
このリングは下から押し上げると簡単に外れますので、このカラーをボールベアリングに交換~
交換するベアリングの種類とサイズはコレ
ミネベア製ボールベアリング
品番サイズ:DDL-1170(オープンタイプ)
サイズ:内径7mm×外径11mm×厚さ2.5mm
高性能なボールベアリングはこの HRCB-1170Hi を選びます(^^)/
注意するのはボールベアリングを中に入れ込む時です!
この時はちょっと工夫が必要でして、カラーを外す時は下から押し上げて簡単に外れますが、ボールベアリングを入れ込む時にはなかなか難しいです。
ベアリングは簡単に『スポッ』と入り込まないので、無理やり押し込むのではなく、ベアリングを中心に水平に持ってきて、面で押し込む方法でお願いします(^^;)
カスタムOK(^_-)-☆
スプールウケにボールベアリングを追加
次に行うのはトーナメントドラグベアリングチューンですよ~
スプールをウケるこの場所にボールベアリングではなく、中央に見えるプラスチック製の白いカラーがスプールを受けています。
スムーズにラインが出るドラグシステムの向上のために、このカラーもボールベアリングに交換しましょー!!
ボールベアリングのサイズはスプール内に入れるベアリングと同じサイズです。
注文する時に2個注文しときましょ~
ミネベア製ボールベアリング
品番サイズ:DDL-1170(オープンタイプ)
サイズ:内径7mm×外径11mm×厚さ2.5mm
HEDGEHOG STUDIO(ヘッジホッグスタジオ)製のボールベアリングは、この HRCB-1170Hi を注文します。
HRCB-1170Hi は 内径7mm×外径11mm×厚さ2.5mm オープンタイプ
この白いカラーの上にある小さい五角形のリングを外すと、簡単にカラーを外すことが出来ます!
ただし、この小さい五角形のリングは丁寧に外してください(^^;)
※小さいので飛んで紛失する可能性が高いパーツです(笑)
五角形のリングを元に戻せば完了です!
コレでスプール受け用ぼボールベアリングカスタムが終了~death(デス)
ラインローラーに1個追加して2BB化
次はラインローラーの2BBカスタム!
15ルビアスのラインローラーには通常1個のベアリングが内蔵されてますが、もう1個ボールベアリングを追加する事ができますので、カスタムして2個のボールベアリング仕様にしていきます。
ただし、ラインローラー部へのボールベアリングを追加するには、ボールベアリングだけではなく他にも部品(パーツ)が必要ですので事前に注文をしておきましょう!
部品の注文先は近くの釣具屋さんでDAIWAサービスに個別で部品注文するか、ヘッジホッグスタジオジャパン( ダイワ用 ラインローラー2BB仕様チューニングキット )を注文、またはAmazon等で購入してください。
上の写真の上部に並んでいるのが、標準の1BB時の部品です。
それと下の方に並んでいるのが、新たに注文した部品です。
赤で囲んだ部品と青で囲んだ部品を交換しますので、青で囲んだ部品を今回2BB化をするために注文する事になります。
(緑のラインは同じ部品です。)
下の写真に写っている部品が新たに注文した部品(青で囲んだ部品)
左から
- ステンレス製0.20mmシム(YOKOMO社の調整シム)
- No.38 ローラーカラー(A)※
- No.39 ローラーパッキン※
- ボールベアリング
- No.41 ローラーカラー(B)※
※は15ルビアスの部品となってますので、パーツを個別で釣具店に注文か?またはネットショップで注文してください!
ここで使用するNo.4のボールベアリングの種類は
ミネベア製ボールベアリング
品番サイズ:DDL-740(オープンタイプ)
サイズ:内径4mm×外径7mm×厚さ2mm
HEDGEHOG STUDIO(ヘッジホッグスタジオ)だと HRCB-740Hi を注文します。
上記写真の一番左にあるシムはこのシムを利用しました。
YOKOMO ZC-S40S(ステンレス製スペーサーシム)
この0.20mmのシムを入れ込めば、ラインローラーの遊びも少なくなります。
もしくは、下記のヘッジホッグスタジオジャパンの2BB専用ローラーワッシャーを注文した方が楽なケースも(^^;)
ヘッジホッグスタジオの”ダイワ用 ローラーワッシャー テフロン製”
2014年モデル以降のダイワ スピニングリールなどに使用する、 ラインローラーを2BB化チューニングする時に必要なワッシャーです。
サイズ:内径4mm×外径6mm×厚さ0.8mm
このヘッジホッグのローラーワッシャーを頼めば、上記写真の青で囲んだ部品で左から2個(1.2)のワッシャーは不要になり、このワッシャー1個で済みます(^^)/
ラインローラーの2BBカスタム完了です(^_-)-☆
ハンドルノブにボールベアリングを追加する
ハンドルノブには2個ボールベアリングが追加できます。
このハンドルノブ内には2個のプラスチック製カラーが入ってます。
この2個のプラスチック製カラーをボールベアリングに交換して、ハンドルノブの回転を軽く、スムーズにしていきますよ~
作業の手順です。
ハンドルノブのカバーをクリップなどで外すとカバーが外れますので、カバーを外して中にあるビスを緩めてノブを取り外します。
そのノブの中から黒いカラー(プラスチック製)が出て来ますので、このカラーをボールベアリングに交換します。
使用するボールベアリングは
ミネベア製ボールベアリング
品番サイズ:DDL-740ZZ(シールドタイプ)
サイズ:内径4mm×外径7mm×厚さ2.5mm
HEDGEHOG STUDIO(ヘッジホッグスタジオ)だと HRCB-740ZHi を注文します。
( 内径4mm×外径7mm×厚さ2.5mm 【HRCB防錆ベアリング】 シールドタイプ)
ベアリングを追加後、ノブの遊びが多くガタガタと感じるなら、シム調整で遊びを無くしてください。
※多くシムを入れすぎると、逆に回らなくなります。
15ルビアス MAX12BB フルベアリングチューニングキット
ここまで、細かく注文する部品等を説明しましたが、ヘッジホッグスタジオにフルベアリングチューニングキットが発売されてあります。
(チューニングメニュー)
・ラインローラー2BB仕様ベアリングチューン
・ハンドルノブ2BB仕様ベアリングチューン
・トーナメントドラグベアリングチューン
・フィネススプールドラグベアリングチューン
色々と個別に注文するのが面倒と感じる方は、ヘッジホッグスタジオに、このキットを注文することで簡単にフルベアリングが出来ますので是非やってみてください。
詳しい説明書もありますよ~
20ルビアスのフルベアリングの記事はコチラへ
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