地磯に立って2投目
風が強い日で、穂先に絡んでいたPEラインに気付かずにシャクって変な音発生!!?
『・・・!?』
なんか嫌な感じがして、すぐさまライン回収しティップを見ると半分折れていました。
開始2投目って(ΦωΦ)オワタ・・・
もうちょっと投げたかったんで、第1ティップガイドでカーボンを切ってエギングを続行しようと思いましたが今回は止め。
完全に折れてないので、修理することにしました。
カーボンソリッドティップの補修
トップガイドと第1ティップガイドの中間点で、カーボンが半分折れてます(^^;)
こんな感じにね(^^;)
このロッドはヤフオクで購入したカリスタ86MTZNANOの穂先折れのジャンク品
それをソリッドティップチューンと言う毎度おなじみの当工房でのソリッドティップカスタムバージョンにして復活させてました。
ソリッドティップの修理
カーボンソリッドティップが完全に折れていたら、もう折れていた場所にトップガイドを取り付けて修理しますが、今回は半分折れている状態(裂けている状態)
この折れた場所にトップガイドを取り付ける方法は、”ロッドの長さ”も”硬さ”も”見た目”も悪くなるので嫌だったんですよね~
かと言って、ソリッドティップを再度組み直すのは難しいし手間が掛かる・・・
なので、とりあえず以前アジングロッドのソリッドティップを修理した方法の カーボンロービング を巻いて修理したいと思います。
カーボンロービングで補強する
準備するのは エポキシ接着剤 と カーボンロービング と クリアーラインテープ を準備。
折れたソリッドティップの内部に エポキシ接着剤 を塗り込み、温風を送りながら染み込ませます。
それから カーボンロービング を斜めに2本!!
強めに左右に巻いてクロス状にして、再度 エポキシ接着剤 を塗り、温風で液を柔らかくしてヌリヌリ(^^;)
あとはクリアーラインテープ を巻いて硬化させます。
クリアーラインテープ から出てきた余分なエポキシは拭き取ります。
あとは触らずに放置!!!!
二日後、クリアーラインテープ を取ると・・・
ちょっとピンボケしてますけど、カチカチに固まってます(^^;)
すべてのテープを外して確認!
こんな状態になりました(^^;)
ちょっと雑に仕上がってますが、なんとかなるレベルかな???
これから両端の余分な カーボンロービング を取り除き、研磨して仕上げていきます。
完成したソリッドティップ
ペーパーで仕上げていくと、綺麗に仕上がってました。
本当はトップガイドやティップガイドを外してから補修し、再度トップガイド等を取り付ければもっとキレイに仕上がったかもしれませんけど、今回は私のお遊び用ロッドですのでコレで完成です(^^;)
次回はコレを使って実釣してみたいと思います!!
1投目で折れたら・・・怖い(笑)
コメント
コメント失礼します。
こちらの記事を拝見し、ロッド補修を試みようと思っております。
もし、よろしければ教えていただきたくコメントさせていただきます。
エポキシ接着剤については、セメダインメタルロックをクリアーラインテープについては、PVC(塩ビ)系のマスキングテープを代用する事は可能でしょうか。
もちろん自己責任で使用する事は理解しております。
ご確認の程よろしくお願い申し上げます。
コメントありがとうございます。
セメダインメタルロックはカーボンと金属との接着には相性が良さそうなんで、私はトップガイドの取り付けで愛用してます。
そしてメタルロックでソリッドティップ等のカーボン裂けの補修は可能だと思います。
テープの代用についてはPVC(塩ビ)系のマスキングテープは使用した事も無いのでなんとも言えませんがメタルロック同様可能と思います。
(感覚的に可能かな・・・?と思います。)
メタルロックはエポキシほど粘度が高くないのけど、念のため温風で粘度を下げて塗り込んで作業をした方がいいかと思います。
この補修したカリスタは今でも現役です!!
(アオリイカは釣ってませんが・・・)
返信ありがとうございます。
まずもって、メタルロックはエポキシかと思ってました…。
低い粘度のエポキシで、裂けた箇所にしっかりと含浸させる事が重要なんだと勉強になりました。
PVC(塩ビ)系の質問は失礼しました。クリアーラインテープが、どうしても2個セット販売しか無く、使用後に余ってしまうなと思いまして。
エポキシ接着後の剥離を考えると、クリヤーラインテープ基材が同じ材質だと代用できるかな?とセコイ考えからです。絶縁テープもアリかなと考えてます。
大変失礼いたしました。やってみようと思います!ありがとうございました。
>クリアーラインテープ2個セット販売
ですね~
私も2回ほど使用した後は道具箱の中で眠ったままとなってます^^;
こちらこそコメントありがとうございます!