前回の投稿より1年半ほど経過してしまいましたが、子供の中学受験最終記事になります。
前々回(第1回)の記事
前回(第2回)の記事
唐津東中学校の受験勉強と合格ラインは?
中学受験の対策として需要なポイントは
①問題をよく読んで内容を理解する力
②理解した内容をまとめる力
③まとめた内容を回答用紙により詳しく丁寧に答える力
と私は思っています。
その為、過去問はもちろんですが問題を解く回数を増やす事が大事です。
問題の解答を空欄で終わるのは一番ダメな回答で
次にダメな回答は一言で書き終わっている回答です。
前回の投稿でも書いていますが
文書で答える回答は、相手(採点者)に内容をしっかりと伝える事が点数を高くとるコツになります。
ダメな回答の例は『△△△△』と一言単語で答えてしまう事
私の子供も最初の答え方は『△△△△』と簡単に書いてましたが、採点をする際に何度も注意しながら修正させました。
(私の子供は私に似て字が汚いっても注意しながら・・・)
まずは年4回受けた模擬試験の結果は?
東中適性模試の会(マイスクール)が行っている模擬試験
(小学6年生がメインですが、5年生も模擬試験を受けてます。)
模試の特長
佐賀県の適性検査問題の傾向に沿った内容の模試を実施いたします。現段階での自分の力を知るとともに、東中受験を希望している人たちの中で、どのくらいの位置にいるかを判断することができます。合格の可能性を高めるため、また今後の学習の指針とするためにご活用ください。
適性1『23点』
適性2『20点』
合計『43点』
偏差値『51.4』
40位/85名・・・判定結果『準合格圏』
初めての模擬試験でした。
この結果が良いのか?悪いのか?と私も良く解りませんでしたが、とりあえずは中間くらいの成績です。
適性1『25点』
適性2『18点』
合計『43点』
偏差値『42.2』
84位/115名・・・判定結果『努力圏』
第2回の合計点数は43点で第1回と同じ点数でしたが、順位は大きく下がり不合格ラインになってしまいました(^^;)
これは、周りの受験生が成長し私の子供が成長していない結果。
それと、適正2での点数の低さ・・・
これは見直しを行うと、ものすごく簡単な問題を沢山落としてます。
本人に自宅でやり直しをさせましたが、すらすらと解けます(^^;)
会場と自宅での雰囲気の違い?
それと、このような問題にまだ慣れていない結果だと思います。
適性1『28点』
適性2『31点』
合計『59点』
偏差値『54.7』
52位/159名・・・判定結果『合格圏』
第3回では受験者数も増えてきましたが、この第3回で『合格圏』に入る事ができました。
問題を解く力が少しずつついたのかもしれません。
適性1『35点』
適性2『26点』
合計『61点』
偏差値『53.1』
65位/174名・・・判定結果『準合格圏』
第4回は12月に開催され、本試験の前に受ける重要な模擬だと思っていました。
ここでは『準合格圏』(^^;)
ここで『合格圏』に入ると安心だったんですけどね
でも、塾にもいかずにこの位置にいる事は、まだまだ伸びるって事でラストスパートに入りました。
受験対策の問題集
一番大事なのは実際の本試験の過去問ですね。
2022年度(令和4年度)受験用の過去入学試験問題集【過去9年分】
私が購入した時は過去5年分でしたが、現在は9年分の過去問になってます。
子供に6年生になってコレを何度も解きながらのんびり受験勉強してました。
他にも過去10年分の過去問もあります。
それと、11月の中旬より12月に集中してやったのがこの問題集(適性検査30回)
1回のテストが50分、全部で30回
1日1回やっても30日かかる量です(^^;)
この問題で6割の点数が取れるようになれば、本試験での合格する確率は格段に上がります。
ちなみに私の子供は30回のテストで6割の点数が取れたのは半分以下です(^^;)
それでも正解した問題、間違えた問題は一緒にやり直しをしながら確認して進めました。
購入した問題集は佐賀県立唐津東中学校受験合格セット(5冊) です。
この問題集はかなり難しい問題集となってますが、ひとつひとつ一緒に子供と問題を解きながら理解していくと、本試験に対する気持ちがすごく楽になった気がします。
実際に本試験後、迎えに行った子供の感想は『あの問題集より簡単だった。』だそうです。
この言葉を聞いた時は、ちょっとホッとしました。
本試験での結果
最後に、ここまで書いて私の子供は受験に受かったのか?という問題ですが、無事に合格しております。
本試験の適性検査Ⅰと適性検査Ⅱで何点取れていたのか?
私は気になったので、学校へ子供を連れていき本人から情報公開をしてきました。
□適性検査Ⅰは37点
□適性検査Ⅱは36点
合格ラインの30点をどちらも超えてました。
この適性検査に加えてもうひとつある面接と調査書の合計点に関して何点だったのかは不明ですが
なんとか塾に行かずに合格を勝ち取る事が出来ました。
最後に
実際の話、私が子供に中学受験を挑戦させるとは思ってませんでした。
今回受験し合格した子供は、小学校の成績で二重丸が多く、『ちょっと頑張れば東に行けるのでは?』
と私が勝手に思い、本人に中高一貫校に挑戦してみるか?と尋ねたところ『うん』と答えたので
小学6年生になって頑張ってみました。
(スタートは遅かったかな・・・)
年4回の模擬での結果を見ながら、子供のレベルを知り、問題を何度も解いてはやり直しを一緒にやり
問題を読む力、そして文書でのしっかりした答え方を一緒に探しながら進めました。
特に11月のお祭りが終わってからは、毎晩1時間から2時間の勉強をマンツーマンで行いました。
(この時は親も子も大変)
そして試験当日は子供より私の方が緊張していたかもしれません(^^;)
あと合格発表の時も私が本人より喜んだかもしれません(笑)
しかし、必ず合格するとはかぎりません。。。
もし合格していなかったら?
その時のフォローも凄く考えました。
もし不合格だった時、『やっぱり受験しなかった方が良かった』など考えてほしくなかったので
どんな言葉をかけようか悩みながらドキドキしながら合格発表を待った記憶があります。
『失敗してもいいのでなんでもやってみよう』
子供にいつも言っています。
(おわり)
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