[リライト記事]
シマノから16年に発売された16ストラディックCi4+は、15年に発売されたストラディックのクイックレスポンスシリーズ(Ci4+のボディ)として登場しました。
巻きの軽さと自重の軽さが売りのシマノ中堅機種となります。
今回はこの16ストラディックCi4+C2000Sのベアリングカスタムを進めていきたいと思います。
16ストラディックCi4+のスペック
まずは16ストラディックCi4+C2000Sのスペックから
16ストラディックCi4+C2000S
◆ギア比:5.0
◆実用ドラグ力/最大ドラグ力(kg):2.0/3.0
◆自重(g):160
◆スプール寸法(径mm/ストロークmm) : 42/12
◆PE糸巻量(号-m) : 0.6-150、0.8-110、1-80
◆ナイロン糸巻量(lb-m) : 0.6-150、0.8-110、1-80
◆フロロ糸巻量(lb-m) : 3-110、4-85、5-65
◆最大巻上長(cm/ハンドル1回転) : 66
◆ハンドル長(mm) : 40
◆ベアリング数S A-RB/ローラー : 6/1
◆本体価格 : 30,000円(税別)
やっぱり自重160gってのがこの機種の特徴ですね。
トーナメント ドラグベアリングチューン
まずは毎回お馴染みのスプール受けにある白いカラーをボールベアリングに交換しますよ~
(※下位機種になると、このカスタムは出来ません)
上の写真中央の白いプラスチックが見えてますが、このプラスチックの部品をボールベアリングに交換します。
交換する際には六角棒レンチの0.89mmを使います。
ワッシャーを外していくと見えてくるのが、下の写真の中央にある小さいネジ(イモネジ)!!
このネジ(イモネジ)を上記のは六角棒レンチの0.89mmで外します。
そうすると、白いカラー(プラスチックが)が外れますので、この白いカラーをボールベアリングと交換します。
ここで使用するボールベアリングの種類は
品番:1170ZZ(シールドタイプ)
サイズ:内径7mm×外径11mm×厚さ3mm
NMB(ミネベア)型番:DDL-1170ZZ
HEDGEHOG STUDIO(ヘッジホッグスタジオ)だとHRCB-1170ZHi を注文します。
あとは、外した部品を順番通りに戻せばカスタム終了です。
スプール内へのベアリングの追加は?
残念ながらこの16ストラディックCi4+C2000Sのスプール内には、ボールベアリングが追加出来ないタイプとなってます(^^;)
この16ストラディックCi4+C2000Sのスプール内にはノーベアリング!!
スプール内へベアリング追加をする事でスプールの回転を良くして、ドラグシステムの向上につなげる事が出来ませんので ドラググリス のこまめなチェックを行い、滑らかなラインの滑り出しを目指した方が良さそうです。
ハンドルノブにベアリング追加
ドライバーひとつで簡単にベアリングを追加する事ができます。
使用するボールベアリングの種類は
品番:740ZZ(シールドタイプ)
サイズ:内径4mm×外径7mm×厚さ2.5mm
NMB(ミネベア)型番:DDL-740ZZ
HEDGEHOG STUDIO(ヘッジホッグスタジオ)だとHRCB-740ZHi を注文します。
ハンドルノブのガタがある時は専用の ワッシャー で調整してくださいね~
ラインローラーの2BB化
16ストラディックCi4+C2000Sへのベアリングカスタムを紹介しましたが、この他にもラインローラーのカスタムもあります。
ただ、最近のシマノのスピニングモデルのラインローラーは、ラインローラー一体型の1BB仕様が主流となってます。
ラインローラーを2BB化するカスタムもありますが、メンテナンス等を考えればそのまま使用して異常が発生するば、純正のラインローラーを購入した方が良さそうです。
または
って時は必ず交換したほうがいいです!
【シマノ純正】16ストラディックCI4+・17コンプレックスCI4+・17セフィアCI4+用 純正ラインローラー ※メンテナンス用品
最後に
ノーマル6BB仕様が今回のベアリングカスタムで8BB仕様になりましたが、この他にもあと2個のボールベアリングを追加する事が出来ます。
ただ、その追加できる2個のボールベアリングはボディ内部へのカスタムとなりますので、多少なりとも専用の工具やグリス、知識等も必要になりますし、今後メーカーのメンテナンス等が受けれない可能性もありますので十分に検討してカスタムをお願いします。
(おわり)
禁断のフルベアリングカスタム
コメント