ラインローラーから変な音がする
こんな症状は経験ありませんか?
自宅でリールハンドルを回しても特にシャリシャリ音はしないけど、実際に海や川・湖で釣りをしている時にシャリシャリ音がする
この原因はラインローラーにある事が多いです。
自宅でハンドルをクルクルと回す時は、ラインローラーにラインを通してませんのでテンションが掛かっていない状態です。
なのでラインローラーは動いていませんので音はしません!
しかし、実際に海や川・湖で釣りをしている時は、ラインローラーにラインを通してますので、ハンドルを回すとラインローラーが動きます。
この時にラインローラーには外部からの力が加わってますので、ラインローラーの内部に異常(ゴミやラインローラーが回らない)がある時はシャリシャリ音がするケースが多いです。
ラインローラーのシャリシャリ音の原因は?
ラインローラー内部には細かい部品が数個組みあって入ってます。
この部品の中にゴミ(砂・塵・ライン屑)などが入り込み、ラインローラーが回る時に変な音がします。
通常は内部の部品はグリスで保護され、外部からの汚れを防いでいますが、このラインローラーは、釣りをしていると常に動いている部品でテンションが掛かっている状態も長く、スピニングリールの部品の中でも重要な役割を担っています。
ですので、このラインローラーは定期的なメンテナンスが必要ですが、このメンテナンスを怠ると内部へゴミが入り込み音鳴りの原因となるケースが多いです。
特にこのラインローラー内にはボールベアリングが内蔵されてますので、このボールベアリングの異常が、シャリシャリ音を出すケースがほとんどです。
ソアレCi4+のラインローラーのメンテナンス
では、実際にラインローラーをバラして、音鳴りの原因を取り除き、メンテナンスを進めていきます。
まずはラインローラーの部品を並べます。
ソアレCi4+のラインローラーは1BBシステムです。
1BBから2BBカスタムの記事
まずは、この部品の洗浄を行います。
細かい砂やラインのゴミなどが挟まってないか確認しながら洗浄します。
ラインのゴミや、ネジゆるみ止め用接着剤のゴミ(赤いゴミ)などが、入っているケースもあるのでよくチェックしましょう。
ボールベアリングのチェック
ラインローラーの異常音で一番の原因となりうるのが中央のボールベアリングです。
このボールベアリング、チェックする為にボールペンなどに差し込んで、ボールベアリングを回してチェックしたりもしますが
実際に、非常に細かい動きですので気付く事が出来ない事もあります。
この下の青い工具は ヘッジホッグスタジオ の ベアリングチェックツール PROです。
このベアリングチェッカーで確認すれば、けっこう作業は楽です(^^;)
このソアレCi4+のボールベアリングにも異常が感じられましたので交換します。
微かでも、コロコロしているボールベアリングは使わない方が良いでしょう。
シマノのラインローラーのボールベアリングサイズは
HEDGEHOG STUDIO(ヘッジホッグスタジオ)だとHRCB-740ZHiを注文します。
今回は、Amazonで注文したミネベア製のボールベアリングを使用します。
ボールベアリングを交換して、再度ラインローラー部品を順番通りに組み合わせていきます。
途中で、柔らいグリスを注入しておけば、外部からのゴミの進入を防いでくれるでしょ!
オイルじゃなくグリスが良い!!
あとは、正常にラインローラーが動くかどうかチェックして、異音がしなくなったらメンテナンス終了となります。
チェックする際には、ラインローラーにラインを通して、実際にラインの先にはルアーなどをセット!!
ハンドルを回しながら異音がしないかどうかチェックしてください。
この時はラインローラー内部の部品をすべて交換しましょう(^^;)
部品の単価は安いので、釣具店に注文するか?
もしくは、1BBから2BB仕様にカスタムする事もお勧めかもしれません。
1BBから2BBカスタムの記事はコチラ
カスタム自体は、誰でも簡単に出来ますのでまずは自分でやってみてくださいな~
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