管理釣り場や渓流でメインに使用している21ルビアスエアリティ。PEライン0.4号を巻いています。
ソルトではまだ一度も使用していない今は淡水専用で使用しているお気に入りのリールです。
2021年に発売されましたが、2022年には製造終了。約2年間と他のリールよりは短い期間で終了する事にはショックを受けましたね〜
2023年にはルビアスから独立して23エアリティが登場しました。
21ルビアスエアリティ
私の手元にあるのは2000番のハイギアの自重150gのモデル。
21ルビアスエアリティのボディ素材はフルメタル(マグネシウム)のモノコックボディで、ローターはザイオン(高密度カーボン)。スプールは軽量のアルミ素材となってます。
ボディの強さを感じるメタリックな感じと、自重150gの軽さ、そしてゴールドカラーがアクセントになっている21ルビアスエアリティは、外観も含めて非常に気に入っているリールの一つですが、唯一気に入らない点があります。
それは“巻きが重い”と言う事(^^;)
巻き出しも重いし、巻いている最中も重い。
ハイギアなんで若干の巻の重さは仕方ないと思うんですが、許せる許容範囲を超えているレベルなんです^^;
とも思いましたが、そうでも無さそう。
巻き出しが重いのは仕方ないとしても、巻いている最中はステラのように慣性で巻きが軽くなるなら許せます。ただ、このルビアスエアリティは巻いている時も巻きの重さを感じます(^^;)
21ルビアスエアリティの巻きが重い原因
巻きが重い原因として考えられるのは、ボディ内部のグリスが馴染んでないことによるグリスの硬さによる重さですかね?
ただこの21ルビアスエアリティは、もう一年以上使用してるのでグリスも馴染んでいると考えられるし、『どんな固いグリスだよ!!』って感じです。
他に巻きが重い原因として考えられるのは、ボールベアリング内にあるグリスの仕様。
特にピニオンギア上下のボールベアリングは、ローターが回転する重さに大きく影響してるのでは???と思ってます。
このボールベアリングのグリスを脱いて、オイル仕様にすればクルクル〜と軽くなる???
そのうち検証してみます。
あと考えられるのは『マグシールドによる巻きの抵抗』による巻きの重さです。ローター内部にあるマグシールドプレートにあるマグオイルや磁石の力で巻きが必要以上に重くなっているのかな??
実際にマグオイルを抜いたり磁石を外したリールを今も使ってますし、そのあとネットで購入したマグオイルを注入して元に戻すこともあります。
その時に注意するのがマグシールドプレートの設置!
メインシャフトに干渉しないよう中心に設置する必要があり、巻き心地に非常に影響する部分だと思います。
回転を軽くするためにマグシールドを外す
この手元にある21ルビアスエアリティハンドルの回転を軽くするためにマグシールドを取ってみたいと思います。
ローターを外すとマグシールドが登場。
このマグオイルをすべて拭き取ってこのマグシールドプレートを取り出します。
一番上のワッシャーが磁石なのかな?と思って無理やり剥がしますがこれは単なるワッシャーでした(^^;)
もうこのワッシャーは取り付け不可!?
そしてワッシャーを外すと大きなゴムのパッキンも簡単に取れます。
このゴムパッキンがハマっていた箇所がどうも磁石のようです。
写真でみるとちょっと色が変わっている箇所です。
これも切り離せると思いカッターを入れて外してみようとしましたが、『コレを外すとさっきのゴムのパッキンが取り付け出来ないのでは?』と不安になり、磁石まで取り外すことが出来ませんでした。
この時点でとりあえずマグオイルと上部のワッシャーが無い状態でローターを取り付けてハンドルを回すと回転は軽くなった気がします(^^;)
慣性で回りつづける感じではありませんが、以前のような『重た!』と感じないレベルの回転になったかな???(笑)
ステラみたいな回転なのか?それとも初代イグジストのようなスカスカの軽い回転なのか?
ちょっとわからなくなってます(^^;)
あとはこの磁石をどうするか?
実際にはローター取付け部と、このマグシールドのパーツは接触しないので、ローターの取り付けには問題ないと思うんですが、この磁石とゴムのパッキンを外した状態だとスカスカになって、なんか怖いんですよね(^^;)
磁石を取り外すとゴムパッキンも取り付けできないので、下の写真の状態のゴムパッキンが無い状況でローターを取り付けるか?
ちょっとパッキンが無いのでスカスカの状態(笑)
21ルビアスエアリティを渓流で使用しているときに、水の中にリール自体が入る可能性もあるので、この状態はあまりよろしくないかな。
ローターの中がスカスカだと内部まで水が入ってくるんじゃないかと不安になります。
釣行後に毎回オーバーホールするのもちょっと面倒なんで(^^;)
いや、その面倒さを無くすためのマグシールドやん!?と突っ込まれそうですが、今後どうするかもうちょっと悩んでみます。
磁石まで外すとハンドルの回転は軽くなるはずと思うんだけど・・・
検証
自分の感覚で『以前よりハンドルが軽くなった』と思ったんですが、”実際のところどうなの?”って?
で、実際にハンドルを一気に強く回してハンドルが止まるまでの時間を『マグシールドの磁石あり』と『マグシールドの磁石なし』を比べてみました。
ちょっと面倒でしたが(^^;)
コレはマグシールドのプレート自体を外した状態。この状態と通常のマグシールドプレートが取り付けられた状態を比べてみた結果・・・
という結果が出ました(^^;)
1度だけではなく5回ほど回した平均値でどちらも6.5秒前後という結果。私が『マグシールドを外してハンドルの回転が軽くなった』と感じたのは、ただの勘違い?というかマグシールドを外したからハンドルの回転は軽くなった!という思い込みだと判明しました。
ただ、マグシールドプレートの取り付け方によってハンドルがスムーズに回るか?それともマグプレートにシャフトがあたって回転を悪くすることもあります。
今回の検証の結果でした。
最後に
で、結局ですけど私が持っている21ルビアスエアリティは、マグシールドを元通りに戻して使用する事にしました。
マグプレートのワッシャーを取り外してしまっていたんで、19セルテートのプレートと材質は違いますがサイズは同じでしたので入れ替えます。
左が19セルテートのマグプレート、右が21ルビアスエアリティのマグプレート
21ルビアスエアリティには19セルテのマグプレートを設置して新たにマグオイルを充填
コレで元の21ルビアスエアリティに戻りました。
今回色々と21エアリティをいじってみましたが、『ハンドルの重さも重厚感あっていいんじゃない?』と思い始めてました(笑)
今年は23エアリティが発売されて、21ルビアスエアリティが型落ちとなりましたが格好やカラーは21ルビエアの方が好みなんで、ボロボロになるまで21ルビエアを使用していきたいと思います。
(エアドライブデザインは非常に気になりますけど・・・。)
コメント
マグシールドは取る必要無いですよ
自分は22イグジスト使ってますが同じく巻き重!って思って全バラしたらマグシールドベアリング内のグリスがとにかく粘度高くて重い事に気付いてマグシールドベアリングのマグオイルとグリスだけ抜いてオイル仕様にしたらかなり巻き軽くなりました。
ワンウェイのマグオイルは全然じゃないですけどあんまり巻きの重さへの影響は無いです。
STK1103さん
コメントありがとうございます☀
なんと!?
今日また巻きの重さが気になって試した事があります。
❶マグオイルだけを抜いている状態(マグシールドの磁石はそのまま)
❷マグシールドプレート自体を外した状態(磁石がないので磁力無し)
で、ハンドルを回してどちらが長く回転するか?を動画を撮影して時間を測ってみました。
その結果ですが、、、
ほぼ変わらない(ー_ー;)
でした。
どちらも約6秒くらい。
STK1103さんのコメント通り『あんまり巻きの重さへの影響は無い』でした。
回転の重さがマグシールドの磁石による抵抗ではない事がわかりました^^;
この記事で「軽くなった」のは気のせいかも…です。
(※あとでブログに追記します。)
私は渓流で使用しますので、水の中にリールが入る事もありますのでマグシールドは必要かな?と思ってます^^;
磁石外すのはやめて、次は下のボールベアリングをグリス抜いて試してみます!
STK1103さん、アドバイスありがとうございますm(_ _)m