SMTT(スーパーメタルトップチューブラー)の感度とは?

ロッド(ビルディング)
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今年、ダイワのエギングロッド【ストイスト76m-STMM】のジャンク品を使って、SMTT(スーパーメタルトップチューブラー)を取り外して、独自のカーボンソリッドティップを接いだロッドを作ってみました。

(写真:上がSMTT、下は自作カーボンソリッドティップ)

その時に感じた事を今回はお伝えしようと思います。

スーパーメタルトップって超絶感度なの?

去年はストイストの80SMTのSMTだけを取り外して、アジングロッドのチタンティップとして使用してみようと思って解体しました。

ストイスト(ダイワ)のSMTをアジングロッドへ使用?
まずはこのストイスト80LMのティップの紹介 エメラルダス STOIST AGS 80LM-SMT エギを潮流に乗せて広範囲を探るバックドリフトや、シビアな状況下での使用における卓越したエギの操作性、...

この時感じたのは、チタンとブランクスを接ぐ方法の素晴らしさ。

個人ビルダーが行っているチタンティップロッドとは全く違うチタンティップの接ぎ方で驚きました。

そして、このSMTは先径0.6mmのチタンティップで、とても感度が良さそうなエギングロッドだと感じましたね~

エギングロッドなのにこんな柔らかいティップで大丈夫なんだろうか?

3.5号や4.0号の餌木を、このティップでフルキャスト出来るのかなーと、そんな印象や不安がありましたが、特に問題なくフルキャスト出来るみたいですね~

8.0フィートの丁度良い長さで扱いやすく、感度も非常に良いロッドだと評判です!

(写真はストイスト:上がSMTT、下がSMT)

SMTTってデカいっすよね~(笑)

で、SMTT(スーパーメタルトップチューブラー)を解体した模様をまずはご紹介します。

SMTT(スーパーメタルトップチューブラー)をバラしてみる

コレがスーパーメタルトップチューブラー(ストイスト76M)

AGSガイドをすべて取り外したものです。

DAIWAのテクノロジーでチタンに特殊なシートを巻き付けて加工してあるティップですので、その特殊なシートを削ってチタンティップを取り外していきます。

下の写真はチタンティップとブランクスを接いだ箇所です。

この接続部にガイドが補強の為取り付けてありました。

接続部を削っていくと、SMTTの差し込み口が出てきました。

次はトップガイドの下のガイドを取り外します。

すべてのカーボンや特殊シートを取り除いてしまって、出てきたのがSMTTのチタンです。

このチタンティップを見て触って感じた事は・・・

太いです。
重いです。
曲らないです。

これって、ホントに感度いいのかな?と疑問が浮かび上がりました。

そこで、このストイストのSMTTについて詳細に案内してあるDAIWAのページを確認

短尺プラスSMTチューブラーが生む、感動的なまでの手感度の世界(STORY03) ショアエギング | EMERALDAS(エメラルダス)
短尺プラスSMTチューブラーが生む、感動的なまでの手感度の世界(STORY03) ショアエギング | EMERALDAS(エメラルダス)
感度超特化仕様。
SMTT搭載
短尺プラス
SMTチューブラーが生む。
感動的なまでの手感度の世界

なんか、非常に購買意欲をそそるキーワードが沢山並んでます!

 

 

ですが・・・

 

 

この重くて曲がらないチタンのパイプを見て疑問が浮かび上がってきました。

(SMTT=重くて曲がらないチタンパイプ)

 

ここでDAIWAが誇るAGS(エアーガイドシステム)のお話を少し

軽さと感度のエアガイドシステム(AGS)

AGSはDAIWAのガイドシステムで、改良されフラッグシップモデルに使用されているカーボンフレームのガイドです。

特徴は・・・『軽さ』

その『軽さ』がもたらすメリットをDAIWAのHPに各ページにあります。

カーボンを素材とする「AGS」は、いままで一番軽いとされたチタンのガイドシステムよりも約40%軽くなった。軽くなれば、ロッドを持つ手の疲れも軽減する。また、キャスト時の振り抜きスピードが上がるため、飛距離が伸びる。「AGS」使用時には、実に5%の飛距離アップが実証されている。さらにティップのブレの収束も早くなるので、安定性がぐっと良くなる。つまり、より正確に狙った場所に仕掛けやルアーを投入することが出来るということだ。

引用:DAIWAのHP

飛距離

軽量化によって、ロッドを振り抜くスピードが上がり、また、投げ終わったときのティップのブレも素早く収束する。それによって飛距離がアップする。

引用:DAIWAのHP

高感度

ガイドが軽くなることで、ブランク本来の感度伝達力がフルに引き出され、感度がアップ。加えてフレームの高剛性が、細かな振動をダイレクトに手元に伝える。

引用:DAIWAのHP

ガイドの重さは、ロッド全体の自重、ひいては性能にも、当然、大きな影響を与える。

ロッドの自重を軽くするシンプルな解決法として、ガイドの個数を減らす方法もある。ただ、持ったときには軽くとも、実際に使うと、ライントラブルが頻発したり、感度が悪くなるケースも起こり得る。軽量化とは、実を伴ったものであるべきだ。

かといって、ガイドの個数が多すぎてもいけない。自重が重くなるし、ラインとガイドの摩擦抵抗箇所が多くなって飛距離も落ちてしまう。

引用:DAIWAのHP

飛距離と感度を併せ持つ

AGSのカーボンフレームと軽量ガイドリングの軽さによって、ティップセクションの重さ、ダルさを感じず、自在なロッドポジションをキープできる。また、キャスト時にはシャープに振り抜け、ブレの収束も早い。感度も抜群にいい。

引用:DAIWAのHP

<新型『AGS』のメリット>

振り抜きスピードアップ、早いブレ収束による飛距離アップ。軽さがもたらすさらなる高感度。

ガイドがわずか数グラム軽くなるだけでこんなに違うんかっ?」と驚いた。

引用:DAIWAのHP

 

DAIWAの開発チームは旧AGSからたった数グラム軽量した新AGSをリリース

 

ガイドの軽さはロッドの自重に大きく影響し、感度に大きく関わりを持つと考えられてます。

 

このアタリが不思議に思う事なんですよね~

 

SMTT(スーパーメタルトップチューブラー)の重さってどうなんだろ?

穂先に重たい金属
キャスト時のブレ発生
曲らない

これってすべて使用感も感度も悪くないかな?

 

そう思ってしまうんです(^^;)

なんかデメリットしか思いつかないSMTT(スーパーメタルトップチューブラー)

DAIWAのSMT(SMTT)

SMTT(スーパーメタルトップチューブラー)についてちょっとマイナスな事を書いてしまいましたが、私はダイワのロッドが大好きです(^^;)

特にストイストの76m-STMMは一時期3本手元に置いていました。

そのうち1本はソリッドティップにカスタムしましたが、このソリッドティップにカスタムしたストイスト76Mの出来上がりが良すぎて、今後SMTTの出番がやってくるかな?と不安になるくらいです。

実際にこのカーボンソリッドティップバージョンを使用した感じでは

キャスト時のブレ無し!!!
感度抜群!!!
飛距離最高!!

と良い事ばかり(^^;)

ではなぜ?DAIWAはSMTTのエギングロッドをリリースする事になったのか?

良いものを売るばかりではなく、話題性も必要って事なんですかね~

って事で終わろうかな・・・

(おわり)

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