お友達より依頼があったタイラバロッドの穂先折れ修理
子供が折ったか・・・?
自分が車にロッドを入れている時に折ってしまったのでは?と思ったけど、大きなお魚を数多く釣りあげたお気に入りのロッドって事で修理します!
お友達が大漁に釣った時は、私も毎回連絡を頂いて鍋やお刺身でお酒を頂いてるしね(^^;)
このタイラバロッドの穂先はソリッドティップ
どう修理するかは2パターンあって
となります。
このロッドの修理方法は・・・・後者(^^;)
簡単な方法ですね(笑)
穂先折れのロッド修理
今回は、このタイラバロッド同様に穂先が折れているロッドが2本ありますので同時に3本の穂先折れの修理を進めます。
一番手前のグリーン色は落し込み用のオフショアロッド、中央が今回お預かりしたタイラバロッド、そして一番奥のロッドもオフショアのジギングロッド
※一番奥のオフショア用のジギングロッドは私が1,000円でヤフオクで落札したロッドですが・・・(^^;)
今回3本共にトップガイドを取り付ける作業がメインになります。
まずはトップ径に合うトップガイドを注文
今回はサバロに注文、在庫がありましたので即日発送~
ガイドはすべてステンレスのフレームにSICリング
高級なチタンフレームとか?トルザイトリング?は必要ありません!!今回は安いトップガイドで安く仕上げますよ~
トップガイドを注文する時は材質も気になるけど、重要なのは取り付けるパイプの径が需要ですよ~リングのサイズもチェックして
まずはトップガイドを取り付ける位置
下の写真中央のガイドを取り外して、その場所にトップガイドを取り付けます。
ティップガイドの先を切断し、温風でスレッドコーティングを柔らかくしてガイドを外します。
はい、取り外し完了!ガイドを取り外した跡は紙ペーパーなどでキレイにして
トップガイドの取付では毎回愛用しているセメダインのメタルロックで接着!!
あとは硬化するまで放置です。
ここまでは簡単にすぐ終わります・・・。
トップガイドのスレッドコーティング
ここからが私もやりたがらないスレッド巻きとコーティングです。
簡単にスレッド巻きもコーティングもやらないでトップガイドを取付る事もするんですが、今回はいつも美味しいお魚を食べさせていただいてるお友達のロッド・・・
コーティングまでやっちゃいます。
ちなみにやらない方法はコチラ
3本のトップガイドにスレッドを巻き巻き
(トップ径が大きいので、小さいアジングロッドよりはやり易い!!)
からのーーーー
クルクル~
くるくる~
スレッドコーティング・・・1度では終わらない作業・・・
1回目・・・
2回目・・・
3回目・・・???
4回目で終わり
約1週間かけて完成しました。
特に秋以降になると気温が低いのでコーティング作業が進まない・・・
なので今後の工房は冬休暇に入ります(ΦωΦ)ライネンネー
タイラバロッドの修理完了
スレッド巻き巻きして、コーティングまで終えて完成です。
ティップガイドの場所にトップガイドを取り付けたので、ロッドの長さが数センチ短くなりましたが、釣行にはまったく影響ないでしょ!?
コレでまた大物釣ってください。
そして宴会にお呼びください(爆)
ちなみにこのトップガイド修理作業で頂いた修理代は・・・・
1,000円
(おわり)
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