[リライト記事]
ツインパワーはシマノの小型スピニングリールの中ではフラッグシップであるステラのひとつ下のモデルとなってます。
10ステラの正統なシステムを取り入れて発売された11ツインパワー!!
クイックレスポンスシリーズの巻の軽さとは別のシリーズであり、慣性を使った滑らかな回転フィーリングが特徴となってますね!
11ツインパワー
高性能とコストパフォーマンスを誇るフラッグシップの正統なる後継者。
NEWツインパワーは全機種に、10ステラ搭載の革新的ギアシステム「X-SHIP」を採用。驚きの回転の軽さ、高感度、ハイパワーを実現しました。幅広い釣種に対応すべくハイギアモデル(C2000HGS、C3000HG、4000XG)も充実。力強くスピーディーな攻略が可能です。AR-Cスプール、リジッドサポートドラグなど各スペックもハイレベル。極めて高い実釣性能を誇る駆動体、フルラインナップで登場です。
オーバーホール(分解して洗浄)
今回はオーバーホール作業に伴う内部の洗浄です!
そして、次回は組み立てからフルベアリングカスタムまで進めていきたいと思います。
11ツインパワーC2000Sのスペック
ライトゲームでメインに使えるコンパクトボディのC2000S
対象になるお魚として”アジ” ”メバル” ”ブラックバス” ”トラウト” ”アジ” ”サバ” ”イワシ” ”カサゴ”などなど
・ギア比:5.0:1
・実用ドラグ力:2.0kg/19.6N
・最大ドラグ力:3kg/29.4N
・自重:200g
・スプール寸法:径42mm/ストローク:12mm
・ナイロン糸巻量(lb-m):3-125/4-100/5-75
・フロロ糸巻量(lb-m):3-110/4-85/5-65
・PE糸巻量(号-m):0.6-150/0.8-110/1-80
・最大巻上長:66cm(ハンドル1回転あたり)
・ベアリング数(S A-RB/ローラー):9/1
・海水OK
・シャワー洗浄OK
・パワーAL(ボディ素材)
・AR-Cスプール
・超々ジュラルミン冷間鍛造(CF)ドライブギア
・S A-RB
・ボルトレスデザイン
・S A-RB内蔵のSRパワーローラー
・フローティングシャフト
・ウォータープルーフドラグ
・リジッドサポートドラグ
・サイドホールドマシンカットネジ込み式ハンドル
・ストレスフリーベールシステム
・イージーメンテナンスシステム(ボディ/ラインローラー)
・スーパーストッパーII
AR-Cスプールのお手入れ
まずはスプールの洗浄です!
左下の丸いパーツ(部品)はドラグ座金です。
ダイワで言うドラグフェルト(^^♪
フェスト生地でドラグシステムでは非常に重要な役割となってます。
このフェルト生地にはドラググリスを染み込ませて摩擦を使って機能する部品ですけど、数年ノンメンテで使用すると、ドリスが固くなったりグリスが消えたりしてドラグの動きが悪くなります。
このパーツ(ドラグ座金)自体は100円で売ってますので、定期的に交換しながらメンテナンスを行う事をお勧めします!!
今回はこのドラグ座金(フェルト)をパーツクリーナーで洗浄して ドラググリス を塗って再利用します!
ラインローラーのメンテナンス
ラインローラーやベール部分は常に稼働する箇所であり、外部の影響を受けやすいところです。
しっかりと釣行後はオイルやグリスを注してメンテナンスが必要になってくる箇所!
11ツインパワーのラインローラーのパーツ一覧です。
1BB仕様のラインローラーとなってますので、ステラ同様の2BB仕様にカスタムすることもできます。
ベール部分も同様にしっかりと古いグリスをふき取って、洗浄後に新しいグリスを塗っていきましょう!!
パーツが多いので、作業毎に写真や動画を撮影していた方がいいです(^^;)
内部のオーバーホール(解体・洗浄)
ここからスピニングリールの内部分解となります。
展開図を確認しながら、部品を順番道理に並べ細かいワッシャー等があれば、作業を止めて写真撮影してひとつひとつ丁寧に分解を進めていきます。
古くなったグリスは、ボディの内側に張り付いて固くなってます。
キレイに拭き取って、洗浄していきますよ~
ボールベアリングもゴリ感がないか?確認していきます。
ボールベアリングの不具合などは滑らかな回転にすぐに影響しますので常にチェックしながら進めていきましょ。
11ツインパの分解洗浄後
洗浄後は、キレイにパーツを並べ乾燥
今回のオーバーホールは、摩耗しているメインギアの交換や、ボールベアリングもチェックして不具合があれば交換して組み上げていきます。
それと、ラインローラーの2BB化カスタム!!?
ほかにも、カラーをベアリングに交換し、シマノのフラッグシップモデル同様の仕様に持って行きます。
その他11ツインパワーのオーバーホールの記事はコチラです!
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