長年ライトゲームで愛用している11バイオマスターC2000HGSが、ここ最近シュルシュルとうるさくなってきたので久しぶりにメンテナンスをすることにしました。
ここ数年間『使用したら時々洗ってそのまま放置する』の繰り返しでメンテナンスなんてしなかったせいでしょうね(^^;)
11バイオマスターC2000HGS
ボディ全体に傷が多く、塗装もはげている箇所もあります。
11バイオマスターC2000HGSのスペック
- ギア比:6.0:1
- 実用ドラグ力:2.0kg/19.6N
- 最大ドラグ力:3.0kg/29.4N
- 自重:210g
- スプール寸法:径42mm/ストローク12mm
- ナイロン糸巻量(lb-m):2.5-140/3-100/4-90
- フロロ糸巻量(lb-m):2-170/3-95/4-75
- PE糸巻量(号-m):0.6-140/0.8-100/1-70
- 最大巻上長:79㎝(ハンドル1回転あたり)
- ベアリング数(S A-RB/ローラー):6/1
- 海水OK
- シャワー洗浄OK
- パワーAL(ボディ素材)
- AR-Cスプール
- X-SHIP
- サイドホールドマシンカットハンドル
- SRワンピースベール
- SRパワーローラー
- フローティングシャフト
- イージーメンテナンスシステム
2011年にシマノから発売されたスピニングリールです。
19ストラディックと同じコアソリッド系統のリールで、11バイオマスターから15ストラディックに変化し、そして現在の19ストラディックとなってます。
次は23ストラディックとしてコアソリッド系の中堅機種として登場するのでしょうかね~?
解体して洗浄
すべて外せるパーツはバラバラに分解して洗浄しますが、特に可動部は非常に汚れていたり、パーツ同士がこすり合って削れている箇所もありました。
ラインローラーの内部やローターの両アーム部分はかなり汚れてます。
スプール内のドラグワッシャーは乾いてはいませんでしたが、海水が入っていたんでしょうか?変なオイニーがします(^^;)
分解できるパーツはすべてバラシて洗浄です。
パーツを分解する時は動画を撮影しながら進めるか?もしくは各工程ごとに写真を撮影しながら進まないと、どこになんのパーツがあったかどうか解らなく可能性もあるので気を付けてください。
※上記2枚の写真にはボールベアリングが写ってますが、ノーマル機種ではこの2ヵ所にボールベアリングは入っていません。
すべてのパーツの分解・洗浄が終わったら綺麗に各パーツ毎に整理して、組み立てに進みましょう。
11バイオマスターにボールベアリングの追加
標準でボールベアリングが6個内蔵されている11バイオマスターですが、私のこの11バイオマスターC2000HGSは数年前に自分でオーバーホールした際にボールベアリングを5個追加して、全部で11個のボールベアリングを内臓したカスタムリールです。
ハンドルの回転フィーリングやスプール、ローターの動きがステラやツインパになる事はありませんが、少しは動きが良くなる事は間違いありません。
【ボールベアリングを追加した箇所】
・ハンドルノブ(1個追加)
・スプールシャフト(1個追加)
・ラインローラー2BB仕様(1個追加)
・ウォームシャフトの下(1個追加)
・摺動子(1個追加)
の計5ヵ所です。
次回、組み立てながらボールベアリングをチェックしながら進めていきます。
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