バイオマスターの後継機種として15年に発売された15ストラディックからマイクロモジュールギアⅡとサイレントドライブ、そしてロングストロークスプールを搭載してモデルチェンジした19ストラディック
シマノのコアプロテクトシリーズ(ステラの系列)の中堅機種になるのかな?
ヴァンキッシュ系列のクイックレスポンスシリーズにも16ストラディックCi4+として兄弟機種がありますが、私個人的にはコアプロテクトシリーズのハンドル回転フィーリングが好きなんで、この19ストラディックを愛用してます。
そして、この19ストラディックC2000番も徐々に使用する回数が増えてきたんで、カスタムしてバージョンアップしていきたいと思います。
ストラディックにベアリングを○○個追加する
この19ストラディックはAmazonのアウトレットとして安く購入したリールです。
もともと11バイオマスターの2000番をずーと愛用しているんですが、その11バイオマスターもボロボロになってきましたので買い替え目的で購入しました。
この19ストラディックは渓流やアジング、メバリングでメインに使用していきますよ~
今回はその19ストラディックをさらに快適に使用する為に、プラスチックのカラーからボールベアリングに交換してカスタムします。
トーナメント ドラグベアリングチューン
まずは簡単な?場所からカスタム開始です。
スプール受けにある白いカラーをボールベアリングに交換しますよ~
(※下位機種になると、このカスタムは出来ません)
まずはスプールを外して、スプール受け周辺のパーツを外します。
ワッシャーが2枚?3枚ほどあるので、そのワッシャーを外して出てくるのがこの中央にあるネジ(イモネジ)!
そのネジを六角棒レンチの0.89mm(下の写真)にて外します。
この白いパーツ(カラー)をボールベアリングに交換する作業です。
注意しなければならないのは、この下の写真のパーツです。
ここで使用するボールベアリングの種類は
品番:1170ZZ(シールドタイプ)
サイズ:内径7mm×外径11mm×厚さ3mm
NMB(ミネベア)型番:DDL-1170ZZ
HEDGEHOG STUDIO(ヘッジホッグスタジオ)だとHRCB-1170ZHi を注文します。
白いカラーと購入したボールベアリングを交換したらOK
あとは元に戻していくだけですが・・・先ほどのリングの出っ張りをキレイも戻さないとドラグ音が鳴らなくなりますので、そこだけ注意してください。
スプール内へボールベアリングの追加
残念ながらこの19ストラディックのスプールはボールベアリングを追加する事ができないタイプとなってます(^^;)
この19ストラディックのスプール内へはボールベアリング追加をする事が出来ないので、定期的に ドラググリス のチェックを行った方がいいでしょう!
ドラググリスがカラッカラになっている事が多いので、グリスを追加で塗るだけでもドラグの効きが全然変わってきます。
ハンドルノブにベアリング追加
19ストラディックのノブには、最初から1個の純正ボールベアリングが入っていますが、もう1個には白いプラスチックカラーとなってますのでそのカラーをベアリングに交換することができます。
使用するボールベアリングの種類は
品番:740ZZ(シールドタイプ)
サイズ:内径4mm×外径7mm×厚さ2.5mm
NMB(ミネベア)型番:DDL-740ZZ
HEDGEHOG STUDIO(ヘッジホッグスタジオ)だとHRCB-740ZHi を注文します。
ハンドルノブのガタがある時は専用の ワッシャー で調整してくださいね~
ついでにノブも交換すると個性がでてカッコよくなりますよ!
ラインローラーの2BB化
19ストラディックのラインローラー内には1個のボールベアリングが内蔵されてます。
ラインローラーとボールベアリングが合体した一体型ではないので、1BBから2BB化を進めていきたいと思います。
この19ストラディックのラインローラー周辺のパーツをバラすと、黒いプラスチックカラーが出てきますので、この黒いプラスティックカラーをボールベアリングに交換します。
実際に、黒いカラーをボールベアリングに交換してみましたが、ラインローラーが回らなくなりました。
ネジを締め込むと、ラインローラーの内部パーツ同士が干渉して動かなくなります。
色々と試しましたが、19ストラディックのラインローラー2BB化はあまりお勧めできないと思い諦めます。
結果、19ストラディックのラインローラーにはボールベアリングを追加せずに、最初からある標準の1個のボールベアリングそのまま使用する事にしました。
最後に
ノーマル6BB仕様が今回のベアリングカスタムで8BB仕様になりました。この他にもボディ内部へのボールベアリングを追加する事が出来そうなんですけど、そのカスタムはオイオイやっていきたいと思います。
(おわり)
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