手元に届いて、長い間そのままにしていたジャンクロッド
そろそろ修理して使おうと思いましたので工房へ行ってきました。
約3センチ程、穂先が折れてます。
折れた箇所にトップガイドを取り付けてもいいけど
そうすると
①ティップガイドの位置を変更する
②#1と#2の長さが違うのでカッコ悪い
③穂先(ティップ)の役割が格段に悪くなる
の理由で、今回はソリッドティップを差し込んで修理したいと思います。
今回修理するのは
ヤマガブランクスのブルーカレント
もちろん穂先はチューブラーですので、わりと簡単な作業になります。
#1を切断
第2ティップガイドの所で切断します。
この切断した箇所に新しく作ったソリッドティップを接着します。
切断面です。
この切断面は、あとでキレイに加工して
内径もテーパーをかけて広げていきます。
ソリッドティップの準備
コレはマグナムクラフトで購入したA品のソリッドティップです。
全長が約50センチ以上ありますので
必要なヵ所だけ加工していきます。
まずは差し込み口
差し込み口は一番折れやすい箇所になりますので慎重にやります。
青と黄のテープの間が差し込み口になります。
一気にヤスリで削っていきます。
数分後にはこうなりました。
強度的にはこの形状が一番良いみたいです。
34(サーティーフォー)の差し込み部分はテーパー状ではありませんでした。
参考:ちなみにコレが34(サーティーフォー)の差し込み部分
差し込み部分が整ったら、あとはティップまでのテーパー加工です。
ティップの先径を設定して、研磨します。
今回はティップを1.0mmに設定
ジグ単でだと0.8mm?
いや、もっと細くてもいいけど
今回リペアするロッドはジグスペシャル!
予想するルアー荷重は5gから15gなので
あまり穂先を細くすると、ベリーとティップのバランスが悪くなるし
あくまで、理想は15gまでがフルキャストできるロッド
しかも、ティップが先に入ってくれる感じ?
そんなロッドを目指します。
何度も何度も研磨して曲げて試してみます。
あまりにもソリッドティップが太すぎると
穂先が重くなるし、曲がりもしない役立たずの穂先(ティップ)になってしまします。
かと言って、細すぎると弱くなる。
何度も調整しながら出来上がったのがコレ
塗装はしません。
差し込み部分です。
#1の方も入口の内径を広げてテーパー加工
下の写真が合体したところです。
接続箇所です。
接続はエポキシ接着剤にて行います。
あとは第1ティップとトップガイドを取り付ければ完成です。
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