先月、中古ジャンク品を購入
このダイワ病であるベール下がりの原因と応急処置をやってみました。
ベール下がりの原因は?
長年、リールを使用していくとベールが下がってきます(^^;)
特にこのカルディアKIXは酷い
スプールと平行だったベールが下がっています。
特にひと昔前のダイワのスピニングリールではよく見られる現象で、みなさんダイワ病と呼んでますね。
ベール下がりの原因はココ
ここの隙間が広くなっていくことが原因だと思います。
釣りをする時に一番稼働する部分ですね~
ベールの上げ下げを行う際に、この部分が摩擦によって穴が広くなる。
または、差し込んでいる部分が細くなる。
これにより、ベールの遊びが大きくなりベール下がりが発生してます。
特に、上の写真の穴が今回のカルディアは変形してました。
キレイな丸ではなく楕円形に・・・
この下の写真だと丸の穴が変形しているのが良く解ると思います。
この穴の変形によるベールのガタツキ、そしてベール下がりが発生します。
イグジストのベール下がり原因
ちなみに自宅にあった初代イグジストのベール下がりの原因はココ
分かりますか?
拡大すると
この部品の上は肉厚ですが、下は摩耗により薄くなってます。
コレもベール下がりの原因でした。
他にもベール下がりの原因として
アームレバーの出っ張りが摩耗によってすり減っていることも考えられますが
このカルディアKIXに関しては、穴の変形と断言できそうです(^^;)
ベール下がりを修理してみる
ダイワ病のベール下がりを修理する一番良い方法は部品の交換です。
このカルディアKIXも部品を交換すれば下がりは解消します。
交換するのは
もしくは
このどちらか、又は両方を交換すればベールも水平になるでしょうけど
中古で買ったこのジャンクリール
これ以上、修理費用を出すわけにはいかないので
皆さんがやっている嵩上げ方式でベールを水平にしていきます。
上の写真の矢印の所に1mm程度のパッキンを挟む方式です。
私もこの方式でそこら辺にあった金属片を入れていきます。
今回はテスト的な方法なので接着剤は使用せずグリスにて接着(^^;)
あとは元に戻して作業終了です。
では実際にベール下がりはどうなったか?
完成はコチラ
コレで十分です(^^;)
ベール自体も曲ってそうですが気にしません(笑)
コイツにはPE巻いてタコ釣り専用で今後頑張ってもらい予定です!
カルディアKIXの巻き心地
このカルディアKIXの巻き心地が好きなんですよね~
ちょっとボールベアリングによるコトコト?が残ってますが、DAIWA特有のシルキーな巻き心地が好きなんです。
ちなみに、他のサイトで見かけた適当な記事で
『カルディア(18カルディナ)がシルキーな巻き心地・・・』
あの重い巻きがシルキーだと?????
どう考えてもシルキーさとはかけ離れていると感じた18カルディア
私は即売却しましたよ(^^;)
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