ダイワの小型スピニングリールの中でも、中堅機種から上位機種はノーマルの状態でもラインローラー内にボールベアリングが内蔵されてますが、お手頃な価格帯のリールのラインローラーにはボールベアリングが入っていません。
ラインローラのベアリングカスタム(1BB)
(上記写真はDAIWAの17エクセラー)
ダイワの小型スピニングリールでラインローラーにボールベアリングが入っていない機種とは?
(一部抜粋)
・20レブロス
・15レブロス
・レブロスMX
・18レガリスLT
・12レガリス
・旧レガリス
・18フリームス
・15フリームス
・フリームスKIX
・17エクセラー
・14エクセラー
・19エメラルダスLT
・16エメラルダス
・エメラルダスINF
・18月下美人MX
・16月下美人MX
・10月下美人MX
・09カルディア
・カルディアKIX
などとなってます。
他の機種(ベアリングが入っていない機種)は コチラ の対応機種一覧に掲載されていますのでご確認ください(^^;)
これらの機種のラインローラーにはボールベアリングではなくカラーと呼ばれるプラスチックの部品が入っており、そのカラー(ブッシュ)がボールベアリングの役割を果たしてクルクル回っています。
ですが、実際に釣りのあとのメンテナンスを怠ると、ラインローラがあまり回らず固着するケースが多く、その為ライントラブルが発生する事が多くなりますね(^^;)
そんなトラブルを回避する為にも、今回はこのラインローラー内にボールベアリングを追加する方法を書いていきたいと思います(ΦωΦ)カクヨ~
ボールベアリングに交換
上記、ノンベアリング機種のラインローラーには、金属とプラスチックの部品でラインローラーを支えてラインローラーを回す仕組みになっています。
ラインローラーは常に稼働している部分であり、『ラインを綺麗に巻き取る』作業を行う重要な役割を果たしている箇所でもあります。
強いテンション(ラインを張った)の状態ではしっかりと回るけど
には回転が非常に悪くなりますね・・・
特にメンテナンスを怠っていくと、段々とラインローラーの回転性能は落ちていき、そのうちラインローラーが回らなくなり塩で固着するケースが(ΦωΦ)マワラナイゾー
重要な役割を果たしているラインローラーですが、この回らなくなったラインローラーでラインをスプールに巻くと、ライン自体に傷が付いたり、ラインのヨレが多くなったりでライン劣化が進みライントラブル(すぐに切れたり)が多くなります。
そんなノンボールベアリングのラインローラーに、ボールベアリングを追加してラインローラーが軽い力でクルクルと回るようにするカスタムです!!
まずはボールベアリング注文
まずは準備する部品ですがボールベアリング630ZZが1個必要です!
ミネベア製ボールベアリング
品番サイズ:DDL-630ZZ(シールドタイプ)
サイズ:内径3mm×外径6mm×厚さ2.5mm
Amazonで探すなら↓
HEDGEHOG STUDIO(ヘッジホッグスタジオ)では コチラのラインローラー用( HRCB-630ZHi )のサイズのボールベアリングになります。
ボールベアリングの他にダイワラインローラー1BBカスタム用 ワッシャー(シム)が2枚必要です。
今回はこのYOKOMO製品の ZC-S350 を使用しています(^^)/
サイズ:内径3.1mm×外径5mm×厚さ0.5mm
もしくはサイズ:内径3.0mm×外径4mm×厚さ0.5mm
でもボールベアリングを支えるシムとして利用できます!
楽天やAmazon、模型ショップなどの通販で安価に手に入りますのでそちらで購入したほうが良さそうです!
HEDGEHOG STUDIO(ヘッジホッグスタジオ)でもカスタム専用の ダイワ用 [P-RK] ローラーワッシャー2枚組 を扱ってありますので、ボールベアリングと一緒に注文する事も可能です。
それかヘッジホッグスタジオの『ダイワ用 ラインローラー1BB仕様チューニングキット』を購入すれば、ボールベアリングと両サイドのワッシャーがセットになってますので、個別に注文するより楽です!
ダイワ用 ラインローラー1BB仕様チューニングキット [RK] (レブロス・レガリス・レバーブレーキリール系) 販売価格: 920円~1,290円(税別)
セット販売もしてありますよ~
ラインローラーのカスタム作業
まずは、ラインローラー部のパーツを外していきます。
通常、ノンボールベアリングのラインローラー内部は上記写真の様な部品構成になってます。
この部品の中で下記写真の赤線で囲まれた部品と青で囲んだ新しく調達した部品を交換していきますよ~
青線で囲まれた部品は左から
・ダイワラインローラー1BBカスタム用 ワッシャー(シム)
・ボールベアリング(630ZZ)
・ダイワラインローラー1BBカスタム用 ワッシャー(シム)
これらの部品を交換するだけでカスタムはOKとなります。
ただ注意する点として、組む際にはグリスを添加して組み上げた方が良いでしょう。
ラインローラー部は常に濡れたラインを通していく箇所になりますので、内部を保護するためにもグリスを多めに添加してください。
ここ最近の1万円前後のリールは、軽く強くなっておりハンドルの回転も滑らかに気持ちよく、非常にコストパフォーマンスが高いリールが多くなってます!
今回紹介したラインローラー部にボールベアリングを入れるなどのカスタムすることで、中堅機種並みの性能を発揮できるようになりますので、是非参考にして頂ければ(^_-)-☆
(おわり)
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