東日本大震災から1年
去年の3月11日は私は会社の事務所で仕事をしていた。
>14時46分18秒(日本時間)
>宮城県牡鹿半島の東南東沖130kmの海底を震源として発生
私が地震が起きたことを知ったのは17時過ぎ
出先から帰ってきた同僚から聞いたのが初めてだった。
会社にはTVもラジオもないし
携帯のワンセグも電波の状況が悪く見れない
最初は「へぇー大きな地震ですか?」程度だったけど
ネットで情報を集めるとただ事ではない状況だと気付いた
18時過ぎにはニュースの動画が“YouTube”に投稿され
その動画で初めて津波の被害を知った。
始めてみた津波の動画は
港の工場の駐車場で数十台の車が波にさらわれいく様子
まるで車のおもちゃが川に流されるような感じ
「これがホンモノ?」
「人は?ちゃんと逃げとっと?」
と言いながら“YouTube”を見ていた記憶がある。
それから自宅に帰り
妻と深夜までテレビを見て
次々と集まってくる情報「画像・動画」に息をのんだ。
>警察庁発表2012年3月8日現在
>死者は15,854人
>重軽傷者は26,992人
>警察に届出があった行方不明者は3,203人(ただし未確認情報を含む)
>日本国内で起きた自然災害で死者・行方不明者の合計が1万人を超えたのは戦後初めて
とにかく信じられない様子ばかり
家族と離ればなれになり
連絡もつかない
安否もわからない
どこに行っていいのかわからない
そんな状況を見て
胸が苦しく、悲しくなった。
特に津波が迫ってくる恐怖
未だに信じられない自然の力だ。
>死者の内訳
>警察庁発表(4月11日まで)
>岩手県・宮城県・福島県で検視された13,135人の詳細
>検視を終えた遺体は男性5,971人、女性7,036人
> 死因
> 水死: 92.5%(12,143人)
> 圧死・損傷死: 4.4%(578人)
> 火災による焼死 : 1.1%(148人)
> 死因不明 : 2%(266人)
>年齢 80歳以上: 22.1%(2,454人)
> 70 – 79歳: 24%(2,663人)
> 60 – 69歳: 19.1%(2,124人)
> 9歳以下や10歳代、20歳代はいずれも4%以下
> 30歳代 – 50歳代は不明
約9割が水死という事実
地震ではなく津波の被害がすさまじい
そして津波がもたらした原子力発電所の電源喪失
けして福島だけの問題ではない
唐津市の隣にも玄海原子力発電所がある
実際、私が住んでいる所も
直線距離で20kmも離れていない
明日、震災から1年を迎えるにあたって
もし唐津市で東日本大震災と同様な震災が発生すれば
私はどのような行動をとるか
家族を助けるために、しっかりとシュミレーションが必要だと思った。
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