20ソルティガ14000‐XHのメンテナンスです。
メインとなるのはやはりモノコックボディの恩恵による大口径ギアを搭載した事でしょうね。
15ソルティガと比較し、ギアの外径を約12%アップ、厚みを55%アップ。なおかつ、歯面の設計も一から見直し、ピニオンギアとの噛み合わせ面積も大幅にアップさせることで、ギアの耐久性を上げながらもソルティガ史上、かつてない滑らかな回転フィーリングを実現した。
症状はハンドルを回した時のコロコロ感とシュルシュルの音が大きい事。
モノコックボディとマグシールド
今回はメンテナンスとしてローターまで外してみました。
まずはスプールを外した時にチェックしたメインシャフト
なにやら怪しい粉末?
ローターカバーを外してみたら中は錆びていました。
このあたりは洗浄します。
20ソルティガはアルミエアローターで15ソルティガはザイオンローターです。
たわみ剛性は2倍以上。初代ソルティガのアルミローターとの比較でも、破壊強度1.5倍以上を実現。
このアルミローターを外してみると、綺麗なマグシールドが登場しました。
金色のパーツ(インフィニットカバー)は回して外すことができますが今回はこのカバーは外しません。
たぶんですけど、中は綺麗な状態だと思います。
この先に海水が入ることはありませんので(ΦωΦ)タブン
ボディを外してドライブギアの両サイドのボールベアリングをチェックしたいけど、この大型モノコックボディのカバーを外す特殊器具がありません。
(この写真はモノコックボディカバーを外す工具ですが4000番までしか対応してません。)
ネットで5000番以上のモノコックボディのカバーを開ける工具を探しましたが、まだ見つかってないのでローターを外した箇所まででメンテナンス終了です。
錆びているボールベアリングを交換して若干シュルシュル音が小さくなりましたが、とても滑らかな回転にはほど遠い感じがします(^^;)
もうちょっと様子見ながらメンテできる箇所を探しながら最善な状態に仕上げたいと思います。
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