症状はハンドルを回すと『シュルシュル感』と『コトコト感』が出ている15ソルティガ5000h。
外観に傷は多いですが、『シュルシュル感』と『コトコト感』があってもまだまだ現役で活躍してくれるリールです。
15ソルティガ5000h
Daiwa 15SALTIGA 5000H
- 巻取り長さ(cm/ハンドル1回転):121
- ギヤー比:5.7
- 自重(g):625
- 最大ドラグ力(kg):15
- 標準巻糸量PE(号-m):4-400/5-300/6-250
- ベアリングボール/ローラー13/1
先進にして普遍性をもつ機能。最高技術の結晶SALTIGA には、ダイワが誇るオンリーワンテクノロジー「マグシールド」がメインシャフト、そしてハンドル軸、ラインローラー部に設けられるボールベアリングとフル装備で搭載される。初期性能が長く続くという、そのメリットは使えば使うほど、手にしてからの期間が長ければ長いほどアングラーには実感できることだろう。オフショアを中心とした非常に過酷なフィールド環境はリールに負担をかける。
ドライブギアの両サイドにあるマグシールド搭載の超高級ボールベアリング
ドライブワッシャーが錆びてますがボールベアリングはOK。
この両サイドのボールベアリングは修理専用パーツなので、交換するにはダイワメンテナンスへ送る必要があります。
そしてこのマグシールド搭載のボールベアリングはなんと1個4,000円の高級ボールベアリング!!
両サイドで8,000円・・・。
ミネベア製のボールベアリングに交換したくても、サイズが合うボールベアリングが無いってことです。
この両サイドのボールベアリングを扱うのは難しい^^;
それと、洗浄の為に各パーツを分解を進めていると発見したのがコレ
今回のリールも内部を開けた痕跡がありました。
確かにボディを開けるこのビスは固いです(^^;)
ここ最近何となくですが、『ゴロゴロ感』や『シャリシャリ感』等を感じるリールは、ボディを開けた形跡があるリールが多く、自分でオーバーホールをして逆に調子が悪くなり結果的に売却するってパターンが多いのでは????
と感じてます。
組み立て作業
異常があるボールベアリングは交換し、作業を進めて行きます。
今回はクリアランス調整の為にドライブワッシャを準備してみました。
正規品とは外径と内径のサイズが違いますが使用可能だったんで0.05mmと0.01mmで調整。
最初に比べると『シャリシャリ感』は無くなりましたが、ハンドルを回すと微かに感じるコロコロ感は残ってしまいました。
(おわり)
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