ストイスト80の曲がったSMT(スーパーメタルトップ)

ロッド(ビルディング)

ダイワ社エギングロッドのフラッグシップモデルであるエメラルダス ストイスト(EMERALDAS STOIST)

このリールシート回りがカッコいい!それと細くなったAGSガイドなどのパーツのデザインは、他のメーカーよりも私は気に入ってます。

最高峰のエギングロッドですからね~

SVFナノプラス
ロッド性能を最も左右するカーボンシートにおいて、レジン(樹脂)量を減らしてカーボン繊維を密入することにより軽量化・パワーアップ・細身化を実現した超高密度SVFカーボンがナノプラスでさらに高性能化。

AGS(エアガイドシステム)
フレーム素材に軽量かつ高剛性のカーボンを採用し、大幅な軽量化を達成した画期的なガイドシステム。他のルアーロッドと比較しても圧倒的にジャークする(シャクる)機会の多いエギングロッドだからこそ、シャープな振り心地をAGSが威力を発揮する。

今回はストイスト80LM-SMTの曲がったSMTをソリッドティップに交換し、ストイスト80LMのソリッドティップカスタムを進めていきたいと思います。

曲がってしまったSMT(スーパーメタルトップ)

今年の8月に当ブログ記事『折れたストイスト 76M-SMTT の修理(その3)ソリッドティップ編』のコメント欄に”たっきーさん”より

穂先のSMTが切断した80LM-SMTを死蔵しています。ソリッドティップ化をお願いすることは可能でしょうか?

と届きました。

最初は断ろうと思ってましたが、このストイスト80LM-SMTのロッドに興味があったんで、悩んに悩んでソリッドティップ化を快諾する事にしました。

ただ、このストイスト80LM-SMTは通常のエギングロッドよりもベリーからトップにかけて非常に細く柔らかくなっているロッド。

80LM-SMT
エギを潮流に乗せて広範囲を探るバックドリフトや、シビアな状況下での使用における卓越したエギの操作性、感度を持ち合わせたショート超高感度モデル。ティップにはダイワエギングロッドで最も細い0.6mmの『SMT』(スーパーメタルトップ)を採用。『SMT』だからこそ成し得る驚異的な感知能力の高さは、これまで感じ取れなかったイカのタッチやわずかな潮流の変化の把握まで、アングラーにとってこの上ない武器になることを約束する。またバット部はMに設定しており、繊細なトップセクションを持ちながらも掛けたイカをしっかり寄せることが出来るパワーを持たせており、感度、操作性、パワーといった現代のエギングに求められる必要不可欠な要素を集約した1本。

この柔らかくてしなやかなロッドに合わせるソリッドティップが出来るかどうか?

コレが一番不安な事でした。

あとは接いだところが折れないかどうか?

このあたりのネックに関しては”たっきーさん”に納得してもらって作業を進めることにしました。

届いたストイスト80LM-SMT

自宅に送ってもらったストイスト80LM-SMTです。

近場だと手渡しで良かったんですけど今回は遠方って事で送ってもらい状況を確認

こんな感じでSMTが折れていました。

某ヤフーオークションサイトや某転売サイトのメルカリなどにも時々このストイスト80LMの穂先であるSMTが曲がったロッドが出てます。

私も2019年に#1だけ購入してSMTだけ取り出してアジングロッドに流用しましたが、その時はイマイチな仕上がりでSMTは破棄。

今は#1だけ持っている状況です。

ストイスト(ダイワ)のSMTをアジングロッドへ使用?
まずはこのストイスト80LMのティップの紹介 エメラルダス STOIST AGS 80LM-SMT エギを潮流に乗せて広範囲を探るバックドリフトや、シビアな状況下での使用における卓越したエギの操作性、感度を持ち合わせたショート超高感...

このストイスト80のベリーからトップにかけて細くしなやかな感じに合う折れないソリッドティップを接ぐために、まずはソリッドティップを接ぐ場所でティップを切断します。

ソリッドティップを接ぐ場所

ソリッドティップを接ぐ場所はトップガイドを除いたガイド上から5番目のガイドの上のあたりです。

この場所にソリッドティップを接いでいきます。

AGSガイドとトップガイドの取り外し

このストイスト80のトップガイドはチタンフレームのSicリングでパイプ径が0.7mmです。

再利用しようかな?と思いましたが、新しく作るソリッドティップの先径は0.8mmを予定してますのでトップガイドは不要となります。

AGSガイドのティップガイドはリングサイズ4mmですので4個のうち3個を再利用

軽いのか?どうかよくわからないAGSガイドですけどね・・・

ソリッドティップの作成

ここからが本題

キレイな曲線で曲がっていたストイスト80LM-SMTと同様になるようなソリッドティップを自作していきます。

穂先側は0.8mm

差込口は1.8mm

ソリッドティップの根本径は・・・2.3mm?だったかな

ちょっと写真を撮ってなかったんで不明ですけど、このソリッドティップから穂先までキレイに削り出さないと、美しい曲線はでません。

”変な曲線”、”変なロッドの曲がり”だとロッドの持つ力が綺麗に分散せずに、変な場所に力が集まり折れやすく良いロッドでは無いような気がします。

持論ですけどね(ΦωΦ)キレイニネー

ファーストテーパーのロッドだと、この綺麗な曲がりはあまり気にしなかったんですけどストイスト80はレギュラーテーパーですので、ベリーからティップまで途中でソリッドティップを接いでいても綺麗な曲がりを目指します。

ただ、一度目に削り出したソリッドティップは失敗

『途中であまり綺麗な曲がりでは無いな・・・』と感じていたソリッドティップですので結果的に、この失敗は有りだったんだと思います。

2度目のソリッドティップの削り出しは、かなり慎重に慎重を重ねて進めた結果

上:完成したソリッドティップ
下:削り出す前のソリッドティップ

素晴らしいソリッドティップが完成しました。

ソリッドティップを接ぐ作業

出来上がったソリッドティップは無塗装で進めます。

まずは差込口の加工

この差込口を綺麗に加工していきます。

こんな感じで手作業で内部の加工をして

何度も何度も繰り返し合わせて、ソリッドティップのテーパーに限りなく合うようにします。

最終的に仕上がった差込口がコレです。

あとはエポキシ接着剤でまっすぐに自作したソリッドティップの挿し込み部をを差込口に接着。

ここまで終わると、あとはガイドの取り付けになります。

この自作したソリッドティップを接ぐ作業は過去に何度もやっている作業ですのでやりだしたら早いです。

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